halehina's blog

ハワイの伝統文化であるロミロミを中心に、ハワイを深く掘り下げていきます

ハワイという島に咲く桜

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春爛漫!

そんなウキウキした季節がやってきましたね。桜の花も街に柔らかな色を添え、ホッとため息が出るような美しい風景が辺りに広がっています。

 

毎年この季節を迎えると、やっぱり日本に生まれて良かったなぁとしみじみ思います。桜吹雪の舞に歩みをとめて感じ入る感覚は、日本古来から私たちが無意識に受け継いできたものなのではないでしょうか。

 

さてこの桜ですが、実はハワイでも見られるのをご存知でしょうか?

 

オアフ島には「Wahiawaka(ワヒアワ)」と呼ばれる地域があり、そこでは1月末頃から桜を楽しめるということです。さすが南国ハワイ、そんなに早くから桜が咲くんですね。

 

ここで見られるのは緋寒桜と呼ばれる種類の桜で、ソメイヨシノとは少し違った濃いピンク色をしたお花です。ワヒアワ本願寺では「桜まつり」が行われたり、トロリーと呼ばれるミニバスに乗り、桜を見て回るというお花見の企画などもあるようです。

 

こちらの桜は日系移民の方々が植えた桜だそうで、数千という数の桜の木があるということですよ。ハワイから遠く日本を想うその気持ち…きっと懐かしさや寂しさの入り混ざる複雑なものだったのでしょう。

 

ですがもし桜を見ることによって「そこ」に故郷を見い出すことができるなら、その風景は日系移民の方々にとってかけがえのないとても大切なものになっているのでしょうね。

 

 ハワイの日系人にとって、深い意味を持つハワイの桜。ハワイで桜を見かける事があれば、足を止めてその存在の深みをじんわりと感じ取れたら素敵ですね。

 

さて、ロミロミサロンの「Hale lani o Hina」ですが、海外出張などでしばらくの間お休みを頂いております。また再開致します際にはこちらのブログでご案内致しますので、どうぞ少しの間お待ち下さいませ。

 

Mahalo nui loa